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騒音の影響には、難聴などの耳への直接的影響だけでなく、心理的作用や、ストレスとして自律神経や 内分泌系に作用して起こる身体的作用(動悸や血管の収縮、胃腸の運動への影響)のような間接的影響 があります。時にこれらが高血圧症や胃潰瘍等の原因になることもあります。 「騒音性難聴」は、治療が難しく 防止するには「予防」が最も大切です。
NRR(Noise Reduction Rating)とは・・・遮音性能を表す指標で、米国環境保護長(米国EPA)が査定し、正しく防音保護具を着用した時に98%の人がこの値以上の遮音効果を得られるというものです。 騒音レベルの測定をおこない、その測定値から各防音保護具に記されているNRR値を引いた数字が80から84.9dBになるような防音保護具が適切な保護具となります。 日本の厚生労働省(当時の労働省)が策定し、平成4年10月に施行された「騒音障害防止のためのガイドライン」では、騒音作業を行う職場では、定期的に騒音の測定をおこない測定結果が85dB以上になる場合には、事業者は作業環境の改善の努力をし、作業者に必要に応じて防音保護具を使用させることが定められています。
JIS規格での防音保護具とは・・・日本においてJIS規格の防音保護具は「耳栓」と「耳覆い」(-EM)の2種類に分類され、耳栓はさらに低音から高音までを遮音するものとして「1種 EP-1」と、主として高音を遮音するもので、会話域程度の低音を比較的通すものの「2種 EP-2」に分類されます。