防毒用吸収缶には、防塵の性能を持つものもあります。 LはDOP粒子(フタル酸ジオクチル)、SはNaCl粒子(塩化ナトリウム)を試験粉として試験しており L3 S3(区分3)が一番粒子捕集効率が高く 次にL2 S2(区分2)、L1 S1(区分1)の順となります。 LやSの付かない吸収缶は、防塵に対して効果を持たないため、ご注意ください。
また、事業者は、衛生管理者、作業主任者等の労働衛生に関する知識及び経験を有する者のうちから、 各作業場ごとに防毒マスクを管理する保護具着用管理責任者を指名し、防毒マスクの適正な選択、 着用及び取扱方法について必要な指導を行わせるとともに、防毒マスクの適正な保守管理に当たらせなければなりません。
※上記は参考情報です。最終的な判断は、関係省庁および現場責任者、作業主任者の判断を仰いでください。